日本一周予定のゆかかです!
今日は一度お世話になった福島県東白川郡棚倉町の
地域おこし協力隊だった増成さんのつくったホームページより
地域のおこしのあり方について書かれた部分をご紹介します。
なかなか自由なホームページはこちら↓↓
棚倉大家族
1.地域おこしでうまくいっていないこと
①お金を使ってどうにかしようとする
とにかくお金をつかってわっっ!!と何かやっても
持続しないで終わってしまうことが多いようです。
増成さんもホームページ上で述べています。
自分の知見不足かもしれないが
10年以上続いたものはそこまで多くない実感がある。
棚倉町をホタルの町にしようと考えた町民は
ホタルの養殖小屋を作ってそこで輸入したホタルを生育する。
しかし、生態系を壊すという理由で自然に飛ばすことはできなくなった。
行動することはすばらしいと思う。
ただ、ホタルの町と一般的にいわれた場合は
「自然環境がきれいなところや人工の光がない自然があるところ」
というイメージが最初に浮かぶものだ。
お金を持っているひとが多いことがひとつの弊害になっている。
お金を投じれば簡単なのだが長続きしない。
(引用元:棚倉大家族 棚倉町のまとめhttps://tanaguradaikazoku.wordpress.com/2016/07/05/%E6%A3%9A%E5%80%89%E7%94%BA%E3%81%AE%E3%81%BE%E3%81%A8%E3%82%81/ )
上記のように”お金を使って新しいスポットをつくりだす”場合には、地域の歴史や、背景と寄り添ったものでなければ上手くいかないのかもしれないですね。地域の特性を考えず無理やりつくったスポットは大体地域になじまず違和感となり、うまくいかないように思います。
新しいものをつくればいいと思っちゃいますけど、難しいですね。
②若い人材を育てる風土がない
以下、増成さんの言及。
「自分たちはいろいろなことでまちおこしをやってきた
3年の任期でできることなんて限られている」昔、まちおこしを中心に担ってきた世代が
いまもまちおこしを行っていて、
そういうひとから出たことば。
地域を担っていく若い人材を育てるという風習はなさそうだ。
おそらく、まちおこしをやったという事実のみが勲章となり、
いまも自分がまちをおこすという意識がある。
いいことだけど保守的な思考でがっちりと固められている。
若者の意見が時々潰されていることも知っている。
(引用元:棚倉大家族 棚倉町のまとめhttps://tanaguradaikazoku.wordpress.com/2016/07/05/%E6%A3%9A%E5%80%89%E7%94%BA%E3%81%AE%E3%81%BE%E3%81%A8%E3%82%81/ )
これ、成長しきっていない会社と似てる気がします。
教える風土がないって、教えてもらう側からしたらたまったもんじゃないんですよね。
私も会社で教えてくれない上司がいましたが、組織のこと考えられないのかな?って思っちゃいました。
脱線しましたが…
地域おこしの現場は、より一層柔軟な動きが難しそうな気はします。
若者を闘う相手としてとらえずに、協力し合えると素敵ですね。
旅の中で世代関係なく協力できている地域に出会いたいなぁ。
2.増成さんが棚倉で実践したいこと
それは、もういっちゃいますと、
まちづくりへの参画システム構築だそうです。
住民、または外の人でも、手を挙げれば自由に地域プロジェクトをおこすことができる。
そんな、プロジェクトハウスをつくりたいそうです。
地域おこしは、そこに住む人が主役とよく言いますが、これはその思想が含まれた企画だと思います。
3.まとめ
棚倉に住む人、または棚倉が好きな人が集まって新しいプロジェクトをばんばん起こしてほしいです!!
楽しみ~~
是非、増成さんの自由なページ、棚倉大家族見てみてください。
トップ画面の写真がもうカオス(笑)
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