旅するカウンセラー、ゆかかです。
私は昔から子どもが苦手でした。
ですが、子どもが苦手なは人は、ろくな人間じゃない
みたいに考えている人も多く、
隠したり、肩身を狭くしていました。。。
でも結構、隠れ子ども嫌いな人はいるんじゃないでしょうか?
今回は苦手になる理由と、対処法を書いていきます。
目次
子供が苦手になる理由
①自分が厳しい環境に育ったから
自分が厳しい環境で育った人ほど、
- 無邪気に騒いでいる子を妬ましく思う
- しつけのなってない子どもだと感じ、浅ましく思う
そんな傾向があるようです。
自分の頃はこうだったのに!!
もっと厳しくされてた!!
そんな思いで苦手になっちゃうんですね。
②自分が嫌い
自分を愛せない人は、他人も愛せない。
とはよく言われますが、これは子どもを苦手になることにもつながると思います。
自分はこんな大人になっちゃったけど、
あの子は将来があって羨ましい。
はしゃいで、幸せそうで妬ましい。
そういう想いが根底にあって、苦手になっちゃうんですね。
③合理主義で、非合理な子どもに嫌悪感を感じる
合理主義の方もいますよね。
子どもは非合理な生き物なので、
嫌悪感を感じる対象になりえます。
「合理的」をgoo辞書で引いてみました。
道理や論理にかなっているさま。「合理的な自然界の法則」
むだなく能率的であるさま。「合理的な処置」
(出典:goo辞書https://dictionary.goo.ne.jp/jn/75459/meaning/m0u/)
道理、倫理にかなってない!
むだが多い!
と子どもに感じて苦手になっちゃうパターンもありますね。
④相手にしたくない。めんどくさい。
子どもを相手にするのは
明らかにめんどくさそうで、いや。
という人もいるでしょう。
先ほどの合理主義の方とも話がかぶりますね。
利己的な発想がある、というか、
自分に利益にならないから構いたくない。
みたいな方もいるでしょう。
⑤オブラートに包むことを知らず、イラッとすることを言われる。
私も23歳くらいの時に、
朝出勤しようとしたら、遠くから知らない子に
おばさーーーーん!
おばさんだ!!
と叫ばれて、何とも言えない気持ちになったことがあります。笑 おばさんでいいんだけどね。
子どもって、ばっさり言ってほしくないことを無邪気に言ってきたりしますよね。
そういうので何かトラウマになったりして、苦手になる人もいるようです。
その子どもと、本気で関わらなくていい場合の対処法(回避法)
さて、ここからは対処法について書きます。
自分に子どもがいたりするわけではなく、
全く知らない人の子どもと接する場合のように、
その子どもと本気で関わらなくていい時の回避法について、まず書きます。
私は上記の条件なら、無理に苦手克服しようとせず、
とりあえず回避でいいと思っています。
回避っていうのは、
とりあえずその場を上手くやりすごす
っていうイメージです。
子どもとは仲良くなれないけど、
イライラを爆発させて周りの人に迷惑を掛けたり、
後々自己嫌悪したりしなくてすみます。
見ているだけで嫌悪感がわいてしまう場合もあるでしょう。
自分がストレスを感じないことがまずは大事なので、
とりあえず回避法を知りましょう。
とにかく笑顔で見守る
第一段階はこれです。
脳内は、どう思っていてもいいんです。笑
とりあえず、外面は笑顔。
声はかけなくていいいです。
まぁ、あんまり無礼な子にはやらなくてもいいかもしれませんが、、、
とりあえずはこれで、ある程度の場面は乗り切れます。
子どもや、その親に過度に期待しない
期待しないって冷たいようですけど
結構大事なスキルだと思っています。
これは、子どもやその親に限らず、
部下とかに対してもそうですね。
そもそも、期待するから、
その期待値を超えなくてイライラしちゃうんです。
他人の子どもや、その親のしつけ方を、
他人であるあなたが正せることはあまりないと思います。
わーわー騒ぎまくる子どもがいても、
ろくな親じゃないなという人がいても、
もう仕方ない。そんな人もいるんだ。
くらいに受け止めていきましょう。
なんで騒ぐのよ!!
あの親のしつけどうなってんのよ!!
私なら〇×〇×!!!
みたいに思わず、スルーです。
もう、期待しない。
そう思うことで、変に感情を揺さぶられないようにしましょう。
本気で関わらなくてはいけないとき
ここからは、その子どもと本気で関わらないといけないときの対処法です。
- 自分の子どもと上手くコミュニケーションが取れない。
- クライアントが子どもを連れてきた。
- 親戚の子どもと仲良くなれない。
などなどの場合、参考にしてください。
子どもに期待しすぎない
先ほど、本気で関わらないでいい時の対処法でも書きましたが、
本気で関わるときほど、期待しすぎないことが大事です。
本気で関わるんだから、期待しないとかわいそうでしょ!!
など思うかもしれませんが、
過度な期待は、子どもを苦しめることが多いです。
また、自分のイライラにもつながります。
ストレスなくかかわるのが大事です。
今、あなたは子どもにイライラしていますか?
それは、あなたが勝手に期待して、
それを子どもが超えないせいではないですか?
イライラしてしまうときは、一度期待しすぎていないか考えてみましょう。
とりあえず、「何歳なのー?」はNG
これは、自分の子どもへの話の例ではなく、
他人の子どもで、関わらないといけない時の例ですが、
よくあるのが、何歳なのー?ってとりあえず聞くというもの。
大人に対しては初対面で、急に年齢を聞いたりしませんよね。
それは失礼にあたることも多いです。
子どもだから、その質問をしているんです。
これは、相手を完全に子ども扱いしてますよね。
子どもなんだから、子ども扱いしていいでしょー!
と思うかもしれませんが、
毎回大人にそう聞かれて、怪訝な顔をする子もいます。
信頼関係がとれている子どもに、何歳なのー?って聞くのはいいかもしれません。
ただ、初対面の子にその場しのぎで、何歳なのー?って聞くのは、大人にはしないことなので、
自分とあなたは、大人と子どもで違うのよ。
と示してしまい、
子どもに不快な想いをさせていることもあります。
というか、そもそもその質問いる?と呆れられているかもしれません。
子どもも色んな子どもがいます。
子ども扱いされて嬉しい子もいるかもしれませんが、
1人の人として、対等な立場を示した方が紳士的だと思いませんか?
ちなみに、私は大人から子ども扱いされるのが嫌な子でした。
ひねくれていたのかもしれませんが、笑
そういう子もいます。
言葉遣いは柔らかく、(タメ口でOK)
対応は、1人の人として尊重する。
そんな姿勢も、必要なんじゃないでしょうか。
アドバイスは聞かれた時に言えばいい
こちらからアドバイスばかりするのは
子どもも本心を聞く妨げになるかもしれません。
聞かれたら、答えたらいいんです。
また、質問にもこたえられないものがあります。
たとえば、
どうなったら幸せかな?
とかそういうものは、本人が決めていくことです。
こちらから押し付けるものではありません。
なんだかんだこちらから押し付けようとせず、
一緒に遊んだりしていく中で、
ポロッと言ってくれた言葉を受け止めてあげるほうが大事です。
一緒に遊ぶことの大事さは別記事で書きますが、
一緒に遊ぶことで、その子どもの世界を共有→
心を開いてくれるのを待つ→
この子から自分のことを話してくれるのを待つ
というように、じっくり聞いてあげる姿勢は必要かと思います。
なんだかんだ教えたくなるのはわかりますが、
子どもの本心を知り、理解してあげる存在になるほうが
重要ではないですか?
まとめ
私はずっと子どもに対してどうやって接したらいいかわからずにいましたが、
優しい口調で、
大人として広い器で、子どもを1人の人として尊重して
接したらいいんだなーと気づけたので、
この記事を書いてみました。
子どもが苦手なあなたが
少しでもいい方向に向かえると、うれしいです。
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